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<<   作成日時 : 2008/10/28 21:30   >>

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タイトル ワビサビは日本だけじゃない

・目次
@はじめに
A本論
@日本語とタミル語の言語構造
A日本語文化圏とタミル語文化圏
B日本語とタミル語の精神
Cタミル語批判説
B結論
C文献

・はじめに
私たちは産まれたときから日本語に囲まれて育ってきた。日本語が話せるのは当たり前のことであり、成り立ちなど今まで意識してきたことがなかった。しかし、世界には無数の言語が存在する。その無数の言語のなかで日本語がどの様に確立していったのか。それを知ることは、自身である日本人を改めて見つめなおすことにつながると思う。なぜなら、言葉は人間特有のもので、あらゆる思考や行動に於いて重要な部分を占めているからだ。私は、いくつかの文献、又グルーブの文献の要約に基づき、日本語とタミル語親族説に賛成する立場をとった。その理由について述べていきたいと思う。

・本論
@日本語とタミル語の言語構造
タミル語とはドラヴィダ語族に属する、南インドのタミル人が話す言語である。このタミル語と日本語を比較してみると、音節に共通部分が多い。又、似たような発音で同じ意味を持つ言葉が約500語存在し、母音・子音も対応している部分が多く見られる。それだけではない。文法の構造の類似点や、助動詞・助詞の対応部分も日本語とタミル語のあいだには,多数存在するのである。対応語が多いというだけでは、言語の基が同じであるという考えを裏付ける為には少々弱いと思うが、音節の対応、文法構造の類似などは、極めて有力な証拠になるのではと思う。なぜなら日本語は世界の言語の中でも珍しい文法の言語であり,タミル語が日本語と類似した文法構造ということは数少ない同系同士という可能性が高いのである。
A日本語文化圏とタミル語文化圏
更に注目すべき点がある。それは日本語使用圏とタミル語使用圏の文化の類似である。大野氏は言語と文化には密接な関わりがあると考えている。2つの文化を照らし合わせてみると父や母,土地や地形,また稲作に関する言葉の中に対応語が非常に多く見つかる。そして,南インドの巨石文化(B・C1000〜B.C300)には稲作・墓制・金属使用・機織など,日本の弥生文化(B.C?00〜300)とよく似た文化的事実が発見されている。大野氏の考えを基に考えると,この文化上の一致も極めて有力な証拠である。
B日本語とタミル語の精神
日本語は繊細で曖昧な言語である。その日本語の概念を他の外国語で表現するのは困難だと言われている。しかしタミル語にはその日本語独特の言葉(「アハレ」,「サビ」,「マツル」,「ハラフ」など)と対応する単語がタミル語にはしっかり存在するのである。このような精神的支柱になっている言葉の対応は珍しく,西欧言語や中国語との間にこのような共通は見られない。
Cタミル語批判説
タミル語起源説をとる大野氏に対して,村山氏は厳しい批判姿勢をとっている。一つに大野氏はタミル語を流暢に話せるわけでもない,タミル語のただの素人だということ。そしてもう一つは比較言語学の正統的方法に従っていないことである。大野氏がタミル語と類似すると指摘する日本語の、歴史的語意の由来、発音・音節の由来を調べ、大野氏が行う言語比較は荒唐無稽であり作為的で偽造されたものだと指摘する。

・結論
言語の源を知るということは,極めて困難だと思う。大野氏の言うとおり言語と文化は密接に関係しており,言語を知ることは歴史を知ることだと私は考えるからだ。今日でも正しい歴史と思われていたことが,新たな発見によってくつがえされるということがあるからだ。だから日本語の起源についても,何が絶対的に正しいということはいえないが,私はやはり大野氏のタミル語説は有力な説なのではと思う。遠く離れた2つの大陸間でのこの共通語の多さは驚くべきことで,文化的にも何らかの関係が南インドと日本のあいだにあることは明らかである。他の外国語を見ても似た言語を使用する国の間には文化的にも共通するものが多い。日本は島国で歴史的に見ると外国との交流も多くなく,日本語という言語が登場してからも,独自の文化を形成し,それに伴い日本語も独自の変化をしていった。その為,現在の日本語から起源を探ることは,より困難なことなのかもしれない。
しかしその島国日本と,同じ文法,同じ物,同じ概念を持つタミル語使用文化圏の重要性は言語学上,決して軽視してはいけないと思う。

・文献
著名 :安本美典
書名 :言語の科学―日本語の起源をたずねる 215p
出版 :朝倉書店 東京
出版年:1995年4月

著名 :村山七郎
書名 :日本語―タミル語起源説批判 192p
出版 :三一書房 東京
出版年:1982年6月30日

著者 :大野晋 森浩一 江上波夫 吉田敦彦 佐々木高明
書名 :新・日本語考―ルールと周辺 222p
著者 :大野晋 著
所論 :〔日本語のルーツをタミルに見る〕(3〜40p)
出版 :朝日新聞社 東京
出版年:1981年12月10日

著者 : 安本 美典
書名 :日本語はどのようにつくられたか 143p
出版 :福武書店 東京
出版年:1986年4月10日(初版)

著者 :杉本つとむ
書名 :ことばの文化史―日本語の起源から現代語まで 335p
出版 :桜楓社 東京
出版年:1982年10月

著者 :大野晋
書名 :日本語の起源 271p
出版 :岩波書店 東京
出版年:1994年6月20日

著者 :S.アゲスティアリンガム
誌名 :日本語の起源
号数 :610号, 14-16p(2000年)

著者 :毎日新聞社
誌名 :「日本人を科学する」北からと南からとが衝突して日本語が誕生した?!
号数 :76号,138-141p(1997)


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